昨日、当社売主リノベーションマンションのお引渡しでした。
買主様は宮城県在住の方で、宮城県の自宅を売却して京都に来られます。
宮城県からとお聞きしたので、被災地から避難されて来られるのかなと思ったのですが、単純にご主人様が宮城県の支社から京都の本社に転勤されるということでのご購入でした。
代金振込の間に時間があったので、色々地震の事や被災地の状況をお聞きしたのですが、震災後は本当にいろいろな事に不自由されていました。
ただ、意外だったのは現地では不動産が売れていて、値段も少し上がっていたそうです。
この方が住まれていたご自宅は高台の方の新興住宅地内のハウスメーカーの建物だったらしく、食器とかは全て割れたそうですが、建物は少しの損傷だけですみ、ご近所の方がご購入されたということでした。
家が地震で倒壊した方や、津波で流されてしまった方々が多い為、家が売りにでるとすぐに売れる状況が続いていたらしいです。
他にもテレビやラジオで耳にする情報とは違った生の声を聴き、あらためて地震の恐ろしさを感じました。
年内に引越して来られるという事なので、お正月は新しいお家でゆっくり過ごしていただきたいなと思います。
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